記憶術のやり方、方法
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記憶術の種類
基礎結合法、イメージ連結法…etc.

 記憶術のやり方を方法別に整理すると、基本的には次の4種類しかなく、あとはその応用か、複数の方法を組み合わせたものに過ぎません。
記憶術@ 2つの言葉のイメージを視覚的に強く結びつけて覚える方法
記憶術A 形のない言葉を、視覚的にイメージする方法
記憶術B 順番を絶対に忘れないリストを作り、イメージを結びつける方法
記憶術C 数字や記号などをイメージ化する方法
 高山メソッドでは以上の方法・技術を順番に、@イメージ連結法、Aイメージ変換法、B基礎結合法C数字記憶法という名称で呼んでいます(このうちBは故・渡辺剛彰氏が命名したものをそのまま使用)。

イメージを連結する技術

イメージ連結法

基礎結合法
イメージ化する技術

イメージ変換法

数字記憶法

イメージ連結法とは

 たとえば「お祭り」といえば「おみこし」を連想するように、ある単語(イメージ)から別の単語(イメージ)をぱっと思い出せるようなイメージ・ストーリーを頭に浮かべて覚える方法です。具体的な方法は、「記憶術のやり方」の芥川龍之介と作品を覚える例をご覧ください。

イメージ変換法とは

 地名や人名、物質名や抽象的な概念の単語をイメージ化する技法をイメージ変換法といいます。記憶術は頭に視覚的なイメージを描いて覚える技術ですが、「お祭り」とか「中国」、「サルトル」などはそのままではイメージできません。そこで、「お祭り=おみこし」「中国=パンダ」「サルトル=猿」というように、置き換えてイメージするわけです。

基礎結合法とは

 順番を絶対に忘れないもののリストを用意し、それにいちばんから順番に覚えるべき項目を結びつけて覚える技法です。結びつけ方はイメージ連結法とまったく同じで、様々なテクニックが公式化されています。
 なお、江戸時代から「秘伝」とされた、自分の体に結びつけて覚える方法は「この基礎結合法」とまったく同じものです。(古代ギリシャ人が発明し、ローマ帝国で発展して、その後世界に広まったので、ローマン・ルーム法の名もある。同じ方法なのに、なぜか数種類の名前がついている)

数字記憶法の原理

 数字には意味がなくイメージできないので、ある法則にしたがって形のある言葉に置き換えて覚えます。たとえば数字の形から、「1=ろうそく」「2=白鳥」「3=耳」などとするのもその一種です。記憶術では、数字を2桁に区切って、それをイメージ連結して覚えるのが、どこの国でも基本です。
 数字記憶法は広い意味ではイメージ変換法の一種と考えてよいでしょう。また、ギリシャ文字などの記号も、数字変換と同じようにイメージできる言葉に置き換えます。このように記憶術は心理学的原理と楽しいアイデアで成り立っているのです。

記憶術の習得は、教科書や参考書の勉強よりは
自転車や水泳、ゲーム、料理などの練習に似ている

 記憶術の原理はとても簡単なもので、心理学や脳科学にもかなった方法です。上の4種類の記憶術のやり方も、具体的な説明を読めば誰でも理解できるものばかりです。でも、頭でわかったつもりになるだけでは、記憶術は身につきません。それは記憶術が「覚えるもの」ではなく、「体験するもの」だからです。

 その意味では、記憶術は水泳や自転車に似ているかもしれません。図解入り説明書やビデオ(DVD)などを何度見ても、練習しなければ泳げるようになりませんし、自転車も乗れません。ゲームや楽器、料理など、指先や体で覚えるものはすべてそうですね。

 記憶術を身につけるには、スポーツと同じように正しい方法で練習する必要があります。市販の記憶術本にはそれがまったく書いてありません。キオテック創造学習センターの高山メソッドでは、どういう順番でトレーニングすれば短期間で効率よく記憶術が習得できるか」ということに最大の力を入れています。そのために、具体的な覚え方の実例をたくさん用意しました。テキスト(A4判)が全部で380ページ以上にもなるのはそのためです。
 (蛇足ながら、トレーニングがいらない記憶術(=Mnemonics)などというものは、この世に存在しません。「やり方がわかれば、すぐ記憶術ができる」と思わせる広告は、詐欺とまではいえませんが、注意が必要です)

 なお、トレーニングの実際を体験したい方は、本講座テキストから4日分を抜粋した「記憶術入門・無料レッスン」を公開していますので、ご覧になってください。

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